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今が頑張りどき!つわりのピークをのりこえよう

つわりのピークをのりこえよう

個人差はありますが、妊娠3ヶ月目がつわりの症状がピークに表れる時期です。吐き気やむかつき、食欲不振など、妊婦さんにとってはつらい時期です。

そんなつわりに苦しみながらも、「妊娠中はおなかの赤ちゃんのためにも栄養補給をしなくちゃ」とプレッシャーを感じている妊婦さんが多いのですが、実はそんなに無理して食べる必要はありません。妊娠3ヶ月頃の赤ちゃんはまだとても小さく、お母さんの体に蓄えられている栄養だけで十分に成長することができるからです。つわりがおさまると、食欲がもどり、普通の食事が食べられるようになるので、それまではあせらずに、食べたいときに食べたいものを食べましょう。

人にもよりますが、この時期の食事はのどごしがよく、においの少ないものが食べやすいようです。のり巻き、サンドイッチ、プリン、ヨーグルト、ゼリー、アイスクリーム、卵豆腐、ごま豆腐、フルーツなどはつわりの時期でも食べやすいと評判です。

においによるつわりがひどいときには、マスクの着用がおすすめです。外からのにおいを防ぐだけでなく、自分の嘔吐臭も防ぎ、気分が落ち着く成分が含まれた妊婦さんに好評のマスクもあります。

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ひどいつわりは妊娠悪阻の可能性も

1日中嘔吐を繰り返し、水分の補給さえままならず、病院での対処が必要になると「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という病名がつきます。

脱水症状や栄養障害を引き起こす心配があり、入院しながらの治療が必要なこともあります。もし心当たりがあれば、急いで受診しましょう。

妊娠中の食事で気をつけること

妊娠中は、おなかの赤ちゃんのことを考えると、食べ物に対して神経質になりがちです。しかし、食べてはいけないものに気をとられるあまり、栄養不足になっては困ります。同じ食品を1度に大量に食べたり、健康によいからと同一の食品ばかりを食べるような極端な食事でなければ大丈夫です。

ただ、メチル水銀が含まれる魚類の摂取量には気をつけましょう。キダイ・マカジキ・インドマグロなどは1回に約80gを週2回まで、キンメダイ・ホンマグロ・メバチ・メカジキなどは1回80gを週1回までとします。

生肉はO-157、カンピロバクター、サルモネラ菌など食中毒の心配があります。お刺身も、ときには食中毒の原因をなるので、鮮度のよいものを少量にしましょう。

コーヒー・紅茶・緑茶・チョコレートなどに含まれるカフェインは母乳中に移行するといわれます。コーヒーなどは1日に2、3杯程度なら影響は少ないでしょう。妊娠中からカフェインを取り過ぎない工夫をしておくとよいと思います。

便秘・下痢に注意しよう

妊娠すると、便秘になりがちです。妊娠中に多く分泌される黄体ホルモンの働きで、腸の動きが鈍くなったり、子宮が大きくなると腸が圧迫されて、動き が悪くなったりするからです。まず、食事には気を配りましょう。基本は朝昼晩、3食きちんと食べることです。食物繊維の豊富な食品は積極的に食べましょ う。朝起きて冷たい水や牛乳を飲むこと、適度な運動をすることなども大切ですし、1日1回、決まった時間にトイレタイムを設けるのも効果的です。

一方、妊娠によって自律神経のバランスがくずれ、消化能力や抵抗力も弱くなっているため、下痢になる人もいます。精神的なストレスや不安も関係します。また、便秘と下痢をくり返す人もいます。鉄分が多いからとプルーンや牛乳をとりすぎたために下痢をすることもあります。

妊娠中、痔になる人も少なくありません。これは血液循環が悪くなり、肛門がうっ血するからです。便秘も要因となります。痔になったら、排便のあとは肛門付近を清潔にして、刺激物や香辛料はひかえるようにします。痛みが激しいときは産婦人科または肛門科で相談を。

妊娠中の薬の使用について

医者にかかるときは、必ず妊娠中であることを告げ、その薬の必要性、効果、副作用などについて医師や薬剤師から説明を受けましょう。そのようにして処方された薬は、用法、用量を守り、何か疑問があれば、自己判断で勝手に中止せず、医師、薬剤師に必ず相談してください。

妊娠中は免疫力が低下しています。そのため、ふだんより感染症にかかりやすくなっていることを知っておかなくてはなりません。また、なんらかの感染病にかかった場合、胎児への影響も考えて、使える薬は制限されてしまいます。したがって、何よりも大切なのは、かからないように予防することです。ふだんから、手洗いやうがいなどに努め、できるだけ人ごみを避けるなどの注意も必要でしょう。
妊婦健康診査では、感染症の有無を調べることができるので、きちんと受診することです。

サプリメントを利用してもいいの?

今はさまざまな種類のサプリメントが増え、日常的に利用している人が多いようです。しかし、サプリメントへの頼りすぎは、かえって栄養のバランスを崩したり、特定の栄養素のとりすぎによる悪影響が出たりします。バランスのとれた食事には、いろいろな栄養素が含まれています。サプリメントへの頼りすぎはやめましょう。

特に妊娠初期はビタミンAのとりすぎに注意です。ビタミンAは成長をうながしたり、免疫力を高めたりする、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても大切なビタミンです。しかし、とりすぎると赤ちゃんに先天異常を及ぼす危険があります。通常の食事では問題はありませんが、サプリメントなどを利用している人は特に気をつけてください。

ただし、葉酸は必ずとってほしい栄養素です。妊娠中に限らず、サプリメントも上手にとり入れて、生涯にわたって葉酸を十分にとることを心がけましょう。

【出典】

  • 赤ちゃん&子育てインフォ

  • 専門化が答える妊娠・出産・子育て事例集 / 回答:太田百合子(管理栄養士、こどもの城小児保健クリニック管理栄養士) / 発行:母子保健事業団

  • 母子健康手帳活用の手引き / 指導:柳澤正義(日本子ども家庭総合研究所名誉所長)、多田裕(東邦大学名誉教授) / 発行:公益財団母子衛生研究会

  • 妊産婦のためのバランス食生活ガイド / 指導:福岡 秀興(早稲田大学胎生期エピジェネティク制御研究所)/ 発行:母子保健事業団

 

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