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妊娠から出産までの過ごし方 赤ちゃんの成長と過ごし方

ベビーすくすく講座

妊娠から出産までの過ごし方

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妊娠から出産までの過ごし方

早めの乳歯ケアで将来のむし歯を防ごう

乳歯のむし歯を予防する

上の前歯が生えて来る頃です。上の前歯は唾液が届きにくいので、歯についた汚れはなかなか自然に落ちません。上下4本の前歯が生えてそろってきたら、赤ちゃん用の歯ブラシを使って磨きましょう。

特に、離乳完了のころ(12~18ヶ月)にはさまざまな食品を食べるようになり、歯の表面に糖分を含む食べ物のかすが残りやすくなります。甘いおやつをだらだら食べる習慣もむし歯になりやすいので、おやつは時間を決めて食べるようにしましょう。また、ジュースやイオン飲料は、むし歯になりやすいので注意が必要です。ふだんの水分補給は甘くない飲み物にしましょう。

また、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはむし歯菌は存在せず、乳歯が生え始めるころから3歳くらいまでに、主に保育者であるお母さんからうつりやすいと言われています。2~3歳までにむし歯菌が子どもの口の中に住みつかなければ、将来むし歯になる可能性を大きく減らせます。むし歯菌が子どもにうつらないために、歯ブラシやスプーンなどを赤ちゃんと共有するのはやめましょう。

手づかみ食べを始める

9~10ヶ月ごろになると、手づかみ食べが始まります。赤ちゃんにとって手づかみ食べは、自分で食べられるようになる練習であり、「自分で食べたい」という欲求が出てきた発達の証でもあります。

手づかみしやすいように、ご飯をおにぎりにしたり、野菜を大きめに切ったりして、子ども用のお皿に盛ってあげましょう。汁物は少量にしておきます。

食事の前に、汚されてもよいエプロンをつけたり、床に新聞紙やビニールシートを敷いたり、後片付けがしやすい準備をするとお母さんのイライラも少なくなりますね。手づかみ食べが上手になると、スプーンやフォークも使えるようになっていきます。

しぐさや言葉をまねする

この頃になると、大人のしぐさをまねることも少しずつ始まります。まねは、生活習慣や社会性を身につけていくうえで、欠かせないものです。

赤ちゃんはふだんの大人の動作をじっと見て、覚えていきます。「いただきます」と手を合わせる、「こんにちは」と軽く頭を下げるなど、ふだんの生活の中で、その場面に合った自然なふるまいを見せてあげましょう。教えてもなかなかまねをしてくれない子もいますが、これも言葉や動作の発達と同じように個人差があります。まねにあまり興味を示さない子もいるので、まねをしないからといって心配することはありません。

遊ばせ方がわからない!

遊ばせ方がわからないという声はよく聞かれます。遊ばせ方についての育児書も多くありますが、それだけ困っているということでしょう。
苦手意識の背景には、「遊ばせなくては」という義務感があるようです。自分は他にやりたいことがあるのに、と思いながら子どもの相手をしても心から楽しめないでしょう。

そのような気持ちのままで家にこもっていては、ますます落ち込んでしまいます。子育て支援の一環として、多くの自治体では親子が一緒に楽しく遊べるような親子教室を開いていますが、そこに参加して「楽しい遊ばせ方がわかった」「子育て仲間ができた」という声が多く聞かれます。「子どもがいるから何もできない」から、「子どもがいるから得られる視点やつながりがもてる」ような機会を積極的につくる働きかけが必要でしょう。

後追いは絆ができている証拠

後追いは分離不安とも呼ばれ、1~3歳のころに強くあらわれます。分離不安は発達課題のひとつで、大好きな人との愛情の絆ができなければあらわれません。ですから、後追いがあるということは、もっとも大切な「母と子の愛情の絆」ができているということなのです。

「見えることで安心」から「見えなくても安心」に移行する時期が分離不安の時期です。脳の成熟によって、「こころで見る(イメージをもてる)」ことができるようになり、やがて「実際に見える」ことが必要ではなくなってきます。分離不安の強さは子どもによってさまざまです。「置き去りにされる」「ひとりきりにされた」体験があると、恐怖や不安体験として残り、分離不安は強くなることがあります。

不安なときにお母さんがいてくれたら安心ですが、母親だっていつもまとわりつかれたら、イライラして疲れてしまいます。そうならないように、少しお子さんとの距離をつくることも必要かもしれません。お子さんが楽しめそうな遊びのグループに参加したり、児童館で保育者に遊んでもらったり、保育園の一時保育を利用したり、ベビーシッターに預けるか自宅に来てもらうなどして子どもを第三者といっしょに2人でみてみるというようなことをすると、気持ちが楽になるかもしれません。

激しく転んでしまったけど大丈夫?

赤ちゃんは頭が大きくて、手足の骨や筋肉が未発達なため、つかまり立ちをするようになってからひとりで上手に歩くようになるまでの間、転びやすくなります。一般に、畳やカーペット、あるいはフローリングの床などで転んだからといって、大きな問題が生じることはないでしょう。転んだ時は激しく泣いたとしても、その後の様子に変わりがなく元気に過ごしているのなら、心配はいりません。

では、どんなときに病院に行くべきなのでしょうか?赤ちゃんが、頭の中で出血したり頭の骨が折れるなど重大なけがを負ったかどうかは、その様子からおよそ知ることができます。頭をさわるとひどく痛がる、顔色が悪い、手足の動きが悪い、おっぱいの飲みが悪い、目つきがおかしいなど、いつもと明らかに違う様子があったら、かかりつけ医を受診して、専門の病院に行く必要があるかどうか、判断してもらいましょう。

【出典】

  • 赤ちゃん&子育てインフォ

  • 母子健康手帳・副読本 / 指導:多田裕(東邦大学名誉教授)/ 発行:公益財団法人 母子衛生研究会

  • 楽しく食べよう!離乳食応援BOOK 授乳・離乳の支援ガイドより / 指導:澤 正義(日本子ども家庭総合研究所 名誉所長 医学博士)、 堤 ちはる(相模女子大学栄養科学部健康栄養学科教授 保健学博士 管理栄養士)/ 発行:母子保健事業団

  • 親子ではじめる 歯の健康miniブック/ 監修:中林 正雄(母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院院長) / 発行:公益財団法人 母子衛生研究会

  • 母子保健テキスト/ 監修:平山宗宏(日本子ども家庭総合研究所名誉所長)/ 発行:母子保健事業団

  • 母子健康手帳活用の手引き / 指導:柳澤正義(日本子ども家庭総合研究所名誉所長)、多田裕(東邦大学名誉教授) / 発行:公益財団母子衛生研究会

  • 専門化が答える妊娠・出産・子育て事例集 / 回答:帆足暁子(臨床心理士、ほあし子どものこころクリニック副院長)、多田裕(小児科医、東邦大学医学部名誉教授) / 発行:母子保健事業団

 

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